作業服の種類と機能について
作業服には様々な種類があり、作業や環境によって選ぶことが大切です。基本的に上着とパンツの2種類の組み合わせで、上着の形状にはブルゾンとシャツがあります。ブルゾンは裾や腰がゴムやベルトで絞られ、身頃に膨らみがあるタイプのジャケットです。前面にファスナーやボタンがついているので、着やすく脱ぎやすいメリットがあります。
通気性にも優れますが、激しい動きを行うと背中が出てしまうため、屋内での軽作業に向いています。シャツは裾をパンツの中に入れることができるので、動いても肌が露出しないのが特徴です。しかし、収納できるポケットなどはブルゾンと比べて少なく、着脱の際にはボタンを付け外しする必要があります。ブルゾン・シャツともに暑い季節は半袖を選択されることが多いですが、安全のために長袖を着用することもあるので、通気性は重要です。
パンツの作業服の場合、太もも部分にポケットがあり収納性に優れるカーゴタイプと、何もついていないノーマルタイプの2種類が主流です。カーゴパンツは太ももが膨らんだ形状から、ややルーズでデザイン性が高いのが魅力です。見た目だけでなく、ポケットがあるため工具や携帯などを収納する時に便利な形状をしています。カーゴ・ノーマル両方のデザインで、タックが付いているものがあります。
タックとはパンツの前面にゆとりを持たせるために付けられた、プリーツ状の折り目のことです。立体感が出ると作業服として動きやすくなる半面、見た目のスリムさは失われていきます。
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